フランス留学tips その3〜銀行・ネット開設

現在、フランス留学のあれこれについて備忘録的に記しております。
今回は、銀行口座開設、ネット等の身近な事柄について書き記します。
その前に。
フランスに着いたら、可及的速やかに携帯電話を買いましょう。住居に固定電話がない場合がありますので、その際には携帯がないとほぼ全ての事務手続きが不可能となります。
好みによりますが、僕は無理に契約しないで、プリペイドの安い携帯(29€ぐらい)でいいのではないでしょうか。いちいちサインする手間が省けて楽ですし。一般的によく使われるのは、SFRというブティックです。お店に行って、欲しい携帯を決めて、後は買うだけです。なお、プリペイドといえど、一応パスポートか滞在許可証が要るので気をつけてください。


・口座開設
資産を全て現金化してフランスに来る人でない限り、現地での講座の開設は必須だと思います。
しかし、この手続きもなかなか面倒…。
以下、僕の事例を載せておきます。
フランスに到着直後、自宅の近所のCaisse d'Epargneという銀行に向かいました。口座を作りたいと窓口の係員に言うと、「午後に来てくれ」と言われ、再度午後に出向きました。そこで、店員と面談をすることに(もちろん、フランス語)。
聞かれる内容としては、
・フランスには何で来ているの?(滞在目的)どれぐらい滞在するの?(滞在期間)どこに住んでいるの?(住居)お金はどれぐらいあるの?私費?(資産)
・あとは口座の説明です。普通口座と貯蓄口座の説明、などなど。もう、記憶から飛んでしまいました…普通の口座を開設する、と言えばそんなにひどいことはされないと思います。
必要な書類は(覚えている限りで)、
・パスポート、住居契約書(他での代用可か)、学生証、滞在許可証、電話番号(書類ではないが)
等です。ちなみに、僕は到着翌日に銀行に行きましたので、学生証と滞在許可証は持っていませんでした。ですが、それらに関しては「取得後に持ってきてくれればいい」というフレキシブルな対応をとってもらい、その場では必要なかったです。この辺の臨機応変はフランスならではですね。
以上で面談は終わりです。その後、クレジットカード等が銀行に届いたら、あちらから電話がかかってきます。その際にアポをとり、カード等を受け取って無事手続き終了です。

・ネット開設
うちはFreeboxというのを使っています。ネット・電話・ケーブルテレビがセットになっています。
この会社は完全に電話かネットでのみの対応になっているので、まず携帯電話か固定電話がないと話になりません。
電話をかけて聞かれる内容は、
・名前・住所・メールアドレス(フリーメール可)、昔の住居者の使用していた電話番号(わかれば)
これだけ教えられれば、あとは向こうが機材を郵送してくれます。一週間ぐらいで届いたと思います。
先輩にDartyと契約したという方がいます。Dartyというのは家電量販店で、店でネットの契約が出来る、というのが一つの長所です。ただし、実際にネット開通するのに2ヶ月かかったとおっしゃっていました…その間は、ずっと近くのマクドナルドでインターネットに接続していたそうです!これに限らず、到着当初は外でネットに接続する必要が生じると思いますので、資金に余裕があれば日本で小型の安いノートパソコンを購入しておくことを切にオススメします。